
節約の王道は格安スマホへの乗り換えです。格安スマホの中でも最近勢いがあるのが、楽天モバイルです。楽天市場や楽天カードや楽天証券などの「楽天経済圏」を活用して生活している人には価格以上のメリットもあるので是非検討してみてください。この記事では、2020年現在、キャンペーンをしているRakuten UN-LIMITの1年無料について紹介します。
目次(ジャンプできます)
スマホ代の節約と節約効果
まず最初に、月々のスマホ料金支払いの節約がどの程度の効果をもたらすかについて、シミュレーションとともに解説します。
シミュレーションでは、以下を前提としています。
- 大手キャリアの代表として、auを選択。
- 格安スマホの代表として、UQモバイルを選択。
- データ使用量は3GB/月程度、通話はほとんどしない想定。
- なるべく支払総額が低くなるように、各社のプランを選択。
- 楽天モバイルは、楽天ポイントを「1 pt = 1円」として支払総額から差引いた。
- 基本的に、乗り換えでの電話番号の変更はしない(MNP)。
ここでは以下の3パターンをシミュレーションします。
- 単身 + 他社乗り換え + iPhone11への機種変更
- 単身 + 他社乗り換え + スマホはそのまま
- 家族4人 + 他社乗り換え + スマホはそのまま
※シミュレーション結果については、色々と前提をおいた結果なので、目安程度に眺めてください。
他社乗り換え+機種変更
まず、キャリア乗り換えと機種変更を同時に行う場合の、大手キャリアと格安スマホ会社の料金を比較します。(2020年7月現在)
- 機種変更は、iPhone 11(128GB)を前提として試算。
- 楽天モバイル、UQモバイルからは直接iPhone 11を購入できないので、Apple storeで一括購入した場合で試算。
- 通話はほとんどしない前提。
意外と、スマホ機種の変更(iPhone11)を伴う乗り換えでは、スマホ代金の負担が発生するので、2年間では各社で大きな差はないように見えます。機種変更したスマホを2年以上使い続けるなら、1年無料キャンペーンを利用した「楽天モバイル」か、月々料金の低い「UQモバイル」が優位と考えられます。fa-arrow-circle-right
他社乗り換えのみ(スマホ機種は変更しない)
次に、機種変更はせず、手持ちのスマホをそのまま使用する場合の乗り換えについて、大手キャリアと格安スマホ会社の料金を比較します。(2020年7月現在)
- 機種は、SIMロック解除済のスマホを使用していることを前提として試算。
- 通話はほとんどしない前提。
現在お持ちのスマホ(SIMロック解除状態)を使い続ける前提での乗り換えであれば、現在行われている1年無料キャンペーンを行なっている「楽天モバイル」が優位となります。
家族4人で他社乗り換え(スマホ機種は変更しない)
次に、家族4人を想定して、全員機種変更はせず、手持ちのスマホをそのまま使用する場合のキャリア乗り換えについて、大手キャリアと格安スマホ会社の料金を比較します。(2020年7月現在)
- 機種は、SIMロック解除済のスマホを使用していることを前提として試算。
- 通話はほとんどしない前提。
- 家族4人(父、母、長女、長男)が同時に乗り換えするとき。
- auは、やや複雑なので全員がピタットプラン 4G LTEに加入し、全員が毎月3GB前後のデータ通信で、ほとんど電話をしない場合で、家族割の1,000割引適用を想定。
現在実施中の楽天モバイルの「1年無料キャンペーン」を適用すると、2年間の支払金額合計が「UQモバイル」を下回る結果となりました。楽天モバイルの契約事務手数料は、楽天ポイントとして還元されるのも効いています。
楽天モバイルの1年無料キャンペーンとは
fa-arrow-circle-up上記の通り、「楽天モバイル」は現在のキャンペーンを使うと、かなりお得であることがわかります。ここからは、キャンペーンの内容について詳しく解説します。
現在、楽天モバイルでは、「Rakuten UN-LIMIT 2.0」の料金プランに加入することで、1年間のプラン料金(2,980円/月)が無料となるキャンペーンを実施しています。
※2020年7月現在、楽天モバイルのプランはこれ1つです。
《キャンペーン概要》
- 300万名対象。
- 申し込みが300万名に達した時点で本特典は終了。
- 1人、1回線目、1度のみ。
- 1人当たり、2,980円/月×12ヶ月 × 税率 = 39,336円/年(税込)が無料。
- 専用アプリを使えば他のスマホ、固定電話への通話 0円。
- 事務手数料3,300円は楽天ポイントとして還元されるので実質無料。
- 解約時の解約料は一切掛からない!
- スマホも同時契約する場合は別費用あり。
iPhoneユーザーの方
少し前は、iPhoneで利用できないサービスがありましたが、最近のiPhone機種では問題なく利用できるようです。詳細
2020年7月現在、対応しているiPhoneは次の通りです。
楽天モバイルのデータ容量
通信事業者の種類は、大きく分けると2つです。(判り易くするため一部省略)
- 移動体通信事業者(MNO): 自社で回線網を有するdocomo、au、SoftBankなどの事業者。
- 仮想移動体通信事業者(MVNO): キャリアの回線を借りて格安SIMサービスを提供する事業者。
「楽天モバイル」は、2014年10月にMVNOを開始し、2019年10月からMNOへの新規参入を表明しています。
楽天回線エリア: 高速で、完全にデータ使い放題
パートナーエリア: 5GB/月(5GBを使い切ると、最大1Mbpsで使い放題)fa-arrow-circle-right
このデータ通信量は、月額2,980円としてはかなりお得!
楽天回線エリアを利用できるエリアは、今現在、都市圏に限られているが、今後の拡大が期待できます。
パートナーエリアというのは、「KDDIの回線を使う」と言うことなので心配なさそうです。
同価格帯のプランを比較すると以下の通りです。
プラン | 月額 | データ容量 |
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT) | 2,980 | 無制限(楽天回線) 5GB (パートナー) |
UQモバイル(プランR) | 2,980 | 10GB |
au (ピタットプラン4G LTE) | 2,980 | 3GB |
楽天モバイルでの通話やSMS
「楽天モバイル」での通話は、3通りのタイプがあります。
- 楽天モバイル同士: 0円
- 通常の電話: 20円/30秒
- Rakuten Linkの利用: 0円
結論から言うと、「楽天モバイル」では、専用アプリRakuten Linkを使うことで、基本0円になります。
通話だけではなく、ショートメールや、国際通話、グループチャットも無料となるので使うメリットは大きいです。
そして、次の項目で解説しますが、Rakuten Linkアプリの利用が、事務手数料のポイント還元の条件となっています。
楽天モバイルに乗り換えた場合の初期費用
もし、今すぐに「楽天モバイル」に乗り換えようと思ったときの出費を以下に示します。
- 乗り換え前のキャリアの解約手数料: 9,500円
- 乗り換え先のキャリアの事務手数料: 3,300円(ただし、全額ポイント還元)
ただし、3,300円分は楽天ポイントとして還元されるので、実質 9,500円の負担。
この実質負担額9,500円についても、1年無料キャンペーンによって約3ヶ月で元が取れます。
キャンペーンを有効活用するなら
楽天モバイルの現在のキャンペーンは、1年無料、かつ、解約手数料0円なので、
「自分の住んでいるエリアは、通信速度大丈夫かな?」とか
「今のキャリアよりも通信速度が格段に遅くなるのは嫌だ!」とか
「今のキャリアと比べてみたい!」とか
思っている方は、とりあえず入会してみて、気に入らなかったら1年以内に解約すれば、金銭的負担は0円ですので、是非試してみてはどうですかね?なかなか太っ腹なキャンペーンだと筆者は思ってます。
加えて、先に契約した人の紹介コードを契約時に入力すれば、紹介された人に2,000ポイント、紹介した人に3,000ポイント が入るようです。
これを利用すれば、前記の実質負担額 9,500ー2,000 = 7,500円となるのでさらにお得です。fa-arrow-circle-right
先に家族の誰かが楽天モバイルを契約して、その人の招待コードで、その家族が契約すればさらにポイントが増えていきます。
スマホをそのまま使いたい場合
通常、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話会社で契約されていた製品は、その会社でしか利用できないよう「SIMロック」がかけられており、楽天モバイルのSIMを使うことができません。
「楽天モバイル」の契約にあたって、スマホの種類として3つ場合が考えられます。
因みに、楽天モバイルではスマホとセットで契約すると、最大で20,000ポイントのポイントバックのキャンペーンもあるので、スマホの実質取得価格も下げることができます。
どんなスマホがあるかについては、以下にリンクを貼りますので、参考にしてみてください。
期限: [Web]~2020年8月5日(水)8:59
そもそも楽天カードを持っていない方
楽天モバイルに乗り換えるなら、楽天カードで支払うのが圧倒的にお得です。
詳細は割愛しますが、ポイント還元や今後の月々料金をポイントで支払うならば、持っておいて損のないカードだと思います。
fa-arrow-circle-downとりあえず、リンクはこちら。
fa-arrow-circle-down楽天経済圏の威力をご存知の方で、年間のカード支払額が多い方はこちらの方が良いかも。
以上