
もしかして不妊症?って思ったら、精密な検査や問診のため、医療機関を受診する必要があります。そんな時に、どんな医療機関を受診すべきなのでしょうか。
不妊症は専門性が高そうだから大きな病院の方が良いのか?、と少し考えてしまう人もいるかと思います。
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実は私も少しだけ悩んだ経験があるので、その辺をまとめます。
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はじめに
ここで言う、
「どこの医療機関に行けばよいのか?」
と思っている人として、
”なかなか妊娠しないと悩んでいる夫婦が不妊症を疑っている”ことを想定しています。不妊とは関係ない場合は、以下の記載内容は全く該当しないので注意してください。
治療の分類
不妊治療と言っても実は、大きく2つに分けることができます。
- 一般不妊治療: 例)不妊の検査、タイミング法・薬物療法・人工授精
- 特定不妊治療: 例)顕微授精、体外受精
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ざっくり言えば、
一般的な不妊検査やタイミング指導などは一般不妊治療で、
高度かつ高額なものが特定不妊治療って感じです。
一般的な不妊検査やタイミング指導などは一般不妊治療で、
高度かつ高額なものが特定不妊治療って感じです。
助成・指定医療機関
別の記事でも紹介しますが、不妊治療には費用の補助を受けることができる場合があります。
既に紹介した「特定不妊治療」であれば、国・地方自治体から費用の一部が助成されます。これが、「不妊に悩む方への特定治療支援事業」と呼ばれるものです。(2020年現在)
しかし、助成を受けるためには、定められた医療機関で治療を受ける必要があります。これが、指定医療機関と呼ばれるものです。指定医療機関については、厚生労働省のホームページに詳細がまとめられています。
しかしながら通常は、
最初に医療機関を受診し、多くの検査をして、初期の治療(タイミング法や薬物療法)を実施しますが、これらは「一般不妊治療」であって、上記の特定不妊治療ではありませんので、このタイプの治療は助成対象に含まれていません。
とは言いつつも、
是非、自身のお住まいの県・区市町村のホームページを検索してみてください。
どの医療機関に行くべきか
この疑問に戻ると、その答えは「お近くの産婦人科クリニック」でしょう。
事前にホームページを調べてから行くべきですが、各種検査は婦人科系クリニックで受けることができます。
そもそも医療機関を受診する前は、自分たちが不妊症であるかどうかを知る由はありませんので、まずは「お近くの産婦人科クリニック」に行き、必要があれば上記の指定医療機関を紹介いただけるでしょう。
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ちなみに、私たち夫婦の場合も近くの産婦人科を受診後、
指定医療機関を紹介されました。
指定医療機関を紹介されました。
まとめ
「もしかして、不妊症?」って思ったら、まず近くの産婦人科クリニックを受診してください。
もしくはインターネットで、「○○市 不妊症 検査」のように検索して、最寄りのクリニックを探すのも良いでしょう。